①Jagger=ローリングストーンズのミック・ジャガー
2011年にリリースされた「Moves Like Jagger」はマルーン5のボーカリスト、アダムが審査員を務める音楽オーディション番組「ザ・ヴォイス」がきっかけで生まれた曲。
ジャガー「Jagger」とはローリングストーンズのミック・ジャガーのこと。イギリスの高級車メーカーや動物のほうのジャガーは「Jaguar」なんですね。
この曲では同じくこの番組に出演していたクリスティーナ・アギレラと共演し、初めて外部のソングライターを起用。
これまでにないくらいキャッチーでポップな方向に舵を切ったことで、全米1位、全英2位になり世界18か国でNo.1を獲得するほどの大ヒットを記録しました。
2012年のグラミー賞ではポップ部門にノミネートされるなど音楽関係者やミュージシャンからも評価が高かった、マルーン5の歴史の中で最も成功したシングルです!
↓Youtube【Maroon 5 - Moves Like Jagger ft. Christina Aguilera (Official Music Video)】
②外部のソングライターを起用したEDM
今までは他人が作った曲を歌うことを嫌がり、自分たちだけで曲を作り続けてきたマルーン5が新たな領域に挑戦するため外部のソングライター(ベニー・ブランコ)を起用した「Moves Like Jagger」。
アダム自身が「こんなにキャッチーで踊れる曲になるとは思わなかった」と後に語るほど、ヒット性の高いダンスチューンになっています。
ダンスをしたことがない私でもいつの間にかリズムをとってしまうようなノリの良さと、裏声を多用したセクシーなアダムのボーカル。
どことなくジョージ・マイケルの1987年の大ヒット曲「Faith」を思わせる切れのいいギターのカッティング。
冒頭だけでなく曲の随所で挟み込まれるちょっとエキゾチックな音色のホイッスル?もどれもこれもが印象的で、一度聴いたら一生耳から離れなくなるかもしれません。
ドライブ中に流せば車の中があっという間にミラーボールがキラキラ回る華やかなクラブに変わるこの曲。
リズムに乗るのが恥ずかしい人、リズムに乗ることに抵抗がある人も、たぶん聴いているうちに自然とリズムをとってしまっている自分に気づくんじゃないでしょうか?
聴く人を選ばない…じゃなくて、乗る人を選ばないこの曲は紛れもないEDMの名作だと思いますよ!
「Moves Like Jagger」は踊れない私でも体を揺らしてリズムをとりたくなってしまう数少ない曲の一つ(笑)。
ちなみに他に私がよく聴いている、自然とリズムをとりたくなる曲はこんな感じです。
- 「Soul Education」- Jamiroquai(ジャミロクワイ)
- 「Little L」- Jamiroquai(ジャミロクワイ)
- 「Doin’ It」- Wagner Love(ワーグナー・ラヴ)
- 「One More Lie (Standing in the Shadows)」- Craig David(クレイグ・デイヴィッド)
- 「Shake」- Mando Diao(マンドゥ・ディアオ)
- 「Uptown Funk」- Mark Ronson featuring Bruno Mars(マーク・ロンソン featuring ブルーノ・マーズ)
- 「Sexx Laws」- Beck(ベック)
- 「Faith」- George Michael(ジョージ・マイケル)
ファンクっぽいのとか、R&Bっぽいのとか、EDMっぽいのとか色々です。曲名はYouTube画像へのリンクになってますので、ちょっとでも気になった方は一度聴いてみて下さい!
③「Moves Like Jagger」は仕事の能率を上げる曲?
ユニバーサル・ミュージック・ジャパンの公式ホームページ(2012年6月8日のトピックス)を見たところ、興味深い文章を発見しました。
「Moves Like Jagger」は音楽ストリーミングサービスを提供していたアメリカのSongza(ソングザ)のアンケートで「アメリカの労働者の生産性を最も高める曲」に輝いているらしいんです。
つまり出勤前にこの曲を聴けばテンションが上がって、やる気がみなぎってきて、仕事が捗ると回答した人がメチャメチャたくさんいるってこと。
もちろん私もノリノリなこの曲を聴けばテンションはMAXになると思うけど、どっちかっていうと遊びに行きたくなっちゃって仕事に行く気は無くなりそうな気がしますね…。
④「ムーブス・ライク・ジャガー/マルーン5」歌詞の和訳
歌詞はローリングストーンズのミック・ジャガーのようなセクシーな身のこなしを武器に、男性が気になる女性の興味をひこうとする気持ちを歌ったもの。
「その舌で俺を連れ去ってくれよ」というサビの歌詞は、舌をベーっと出したローリングストーンズのロゴマークから連想したのかもしれませんね。
↓Songwriter(s)【Adam Levine / Benny Blanco / Ammar Malik / Shellback】
Just shoot for the starsIf it feels rightAnd aim for my heartIf you feel likeAnd take me away and make it OKI swear I'll behave
行儀よくするって誓うからさ
You wanted controlSo we waitedI put on a showNow I make itYou say I'm a kidMy ego is bigI don't give a shitAnd it goes like this
こんな感じでやっていこうぜ
※Take me by the tongueAnd I'll know youKiss me 'til you're drunkAnd I'll show youAll the moves like JaggerI've got the moves like JaggerI've got the moves like Jagger
俺はジャガーみたいに動くんだ
★I don't need to try to control youLook into my eyes and I'll own youWith them moves like JaggerI've got the moves like JaggerI've got the moves like Jagger
俺はジャガーみたいに動くんだ
Maybe it's hardWhen you feel like you're broken and scarredNothing feels rightBut when you're with meI'll make you believeThat I've got the key
カギを握ってるのは俺だってことを
OhSo get in the carWe can ride itWherever you wantGet inside itAnd you want to steerBut I'm shifting gearsI'll take it from here (Oh! Yeah yeah!)And it goes like this (Uh)
こんな感じでやっていこうぜ
[Christina Aguilera]You wanna know how to make me smileTake control, own me just for the nightAnd if I share my secretYou're gonna have to keep itNobody else can see this
他の男に見せることはないんだから
[Christina Aguilera]So watch and learnI won't show you twiceHead to toe, oooh baby rub me rightBut if I share my secretYou're gonna have to keep itNobody else can see this (Ay! Ay! Ay! Aaay!)
他の男に見せることはないんだから
And it goes like this
こんな感じでやっていこうぜ
(繰り返し ※)
(繰り返し ★)