低くかすれた温もりのある声だったり、喉をつぶしたようなハスキーでソウルフルな声だったり・・・私が思う渋い声はそんな感じです。
今回は私が昔から聴いてきた曲の中で、ボーカルの声質や曲調が渋めだと思う曲をいくつか挙げてみました!
①James Morrison (ジェイムス・モリソン)
アルバム名 : Songs For You, Truths For Me
- 2008年 発売
- The Only Night
- Save Yourself
- You Make It Real
- Please Don't Stop The Rain
- Broken Strings
- Nothing Ever Hurt Like You
- Once When I Was Little
- Precious Love
- If You Don't Wanna Love Me
- Fix The World Up For You
- Dream On Hayley
- Love Is Hard
【The Only Night】
このアルバムの中でライブ映えするアップテンポの曲といったらこの曲。ジェイムス・モリソンの武器であるハスキーボイスでソウルフルに歌い上げています。ノリのいいリズムやブラスなど、60年代のサザンソウルを彷彿とさせるようなオシャレでダンサブルな曲で、見事にジェイムス・モリソンの世界観を作り上げています。ただ音程を正確に歌うだけでは絶対にカッコよくならない曲ですね!
【Once When I Was Little】
この曲は渋い声が心地よく、曲調もどこか温かくノスタルジックな感覚になってしまうような胸にしみるバラードです。ジェイムス・モリソンはハスキーボイスだけど、なんというか綺麗なかすれ声だと思います。すごく言葉が聴き取りやすく、耳から入って心にすんなり染みるんですよね。もちろんロッド・スチュワートみたいにつぶれた感じのハスキーボイスもそれはそれでセクシーな雰囲気があって好きですけどね。ほんとこういう渋い声に生まれたかったです(笑)
②Fastball (ファストボール)
アルバム名 : All the Pain Money Can Buy
- 1998年 発売
- The Way – 4:17
- Fire Escape – 3:21
- Better Than It Was – 2:48
- Which Way to the Top? (Featuring Poe) – 3:50
- Sooner or Later – 2:39
- Warm Fuzzy Feeling – 1:55
- Slow Drag – 3:37
- G.O.D. (Good Old Days) – 3:31
- Charlie, The Methadone Man – 3:17
- Out of My Head – 2:32
- Damaged Goods – 3:02
- Nowhere Road – 3:25
- Sweetwater, Texas – 3:53
【The Way】
ラテン調でメランコリックな感じの曲。「The Way ~ 哀愁のフリーウェイ」というサブタイトルがついていたのもわかるくらい、哀愁を感じさせる曲調です。アメリカとカナダではバカ売れしましたが日本ではたぶんグループ名を知っている人も少ないんじゃないでしょうか?昭和の日本の曲にありそうなメロディで、日本語の歌詞に訳して歌われたとしてもあんまり違和感なさそうな感じがします。
【Out of My Head】
2分30秒ほどの短い曲です。とにかくノスタルジックで、とにかく甘酸っぱい、まだ若くて楽しいことがたくさんあった青春時代を思い出すようなメロディとボーカルの渋く落ち着いた歌声。演奏はかなりシンプルで、ややカントリーチックな雰囲気を持ってます。こういう短い曲は1回好きになってしまうと何度でも繰り返しリピートしてしまいます。
③The Wallflowers (ザ・ウォールフラワーズ)
アルバム名 : Bringing Down the Horse
- 1996年 発売
- One Headlight – 5:13
- 6th Avenue Heartache – 5:37
- Bleeders – 3:41
- Three Marlenas – 4:59
- The Difference – 3:50
- Invisible City – 4:48
- Laughing Out Loud – 3:39
- Josephine – 5:09
- God Don't Make Lonely Girls – 4:49
- Angel on My Bike – 4:22
- I Wish I Felt Nothing – 5:04
【One Headlight】
2016年度のノーベル文学賞を受賞した生ける伝説、ボブ・ディラン・・・の息子、ジェイコブ・ディラン率いるバンドの2ndアルバムのリードトラック。話題性だけで1stアルバムはあまり売れなかった1stアルバムとは違い、「One Headlight」はアメリカのビルボードの各部門で1位になるほどのヒット曲になりました。やっぱり親子なだけあって声はボブ・ディランほどではないですけどしゃがれた、渋い声をしてます。淡々とつまびかれるメロディに乗せられたジェイコブ・ディランの渋いのにどこか繊細さも感じさせる味のある歌声に、いつもセンチメンタルな気持ちになってしまいます。
④Paolo Nutini (パオロ・ヌティーニ)
アルバム名 : These Streets
- 2006年 発売
- Jenny Don't Be Hasty - 3:29
- Last Request - 3:41
- Rewind - 4:19
- Million Faces - 3:41
- These Streets - 3:53
- New Shoes - 3:21
- White Lies - 4:00
- Loving You - 4:00
- Autumn - 2:50
- Alloway Grove" (includes the acoustic version of "Last Request" as a hidden track) - 14:12
【Last Request】
初めて聴いた時はビックリしました。当時若干20歳でこのスモーキーボイス。一体何歳からこの渋い声になったんでしょうか・・・?声だけ聴いてたらベテランのシンガーだと勘違いしてしまいそうです。ちなみにパオロ・ヌティーニは、2007年に開催されたLive Earthでルイ・アームストロングの「この素晴らしき世界(What a Wonderful World)」のカバーを歌っています。
⑤Hunter Hayes (ハンター・ヘイズ)
アルバム名 : Storyline
- 2014年 発売
- Wild Card - 3:14
- Storyline - 3:27
- Still Fallin - 3:43
- Tattoo - 3:17
- Invisible - 4:32
- ...interlude - 0:53
- You Think You Know Somebody - 4:27
- Flashlight - 4:47
- When Did You Stop Loving Me - 4:28
- ...like I was saying (jam) - 1:42
- Secret Love - 3:38
- Nothing Like Starting Over - 3:53
- If It's Just Me - 3:42
- Love Too Much - 4:19
【Invisible】
当時、朝の番組でアルバムのプロモーションをしているのを見て知ったアーティストです。この曲はハンター・ヘイズのそれまでのアイドル的でポップなイメージから脱却した曲で、夜の街をフラフラと歩きながら人間関係の辛さについて絞り上げるような歌声で歌うPVも感動的でした。ハンター・ヘイズはハスキーな声のイメージが強いですけど、この曲「invisible」を歌っている時はなぜか渋さと説得力を感じてしまいます。
⑥James Bay (ジェイムス・ベイ)
アルバム名 : Chaos And The Calm
- 2015年 発売
Craving - 3:47
Hold Back the River - 3:59
Let It Go - 4:21
If You Ever Want to Be in Love - 3:58
Best Fake Smile - 3:26
When We Were on Fire - 3:59
Move Together - 4:37
Scars - 4:32
Collide - 3:24
Get Out While You Can - 4:43
Need the Sun to Break - 3:46
Incomplete - 3:41
【Hold Back the River】
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