ロックとポップのさかい目がどこからどこなのかなんて定義はよくわかりません。
でも心がウキウキするような弾むリズムを持つ曲は全部ポップでいいじゃないか!
今回ご紹介するのはそんなノリで選んだ私の愛すべきポップソングです。
陽キャの人はさらに陽気に、陰キャの人は陽キャになるためにぜひ聴いてみて下さい!
" Man Called Uncle " / Elvis Costello(エルヴィス・コステロ)
アルバム名 : Get Happy!!(ゲット・ハッピー!!)
- 1980年 発売
- Love For Tender
- Opportunity
- The Imposter
- Secondary Modern
- King Horse
- Possession
- Man Called Uncle
- Clowntime is Over
- New Amsterdam
- High Fidelity
- I Can't Stand Up for Falling Down
- Black and White World
- 5ive Gears in Reverse
- B Movie
- Motel Matches
- Human Touch
- Beaten to the Punch
- Temptation
- I Stand Accused
- Riot Act
" Man Called Uncle "
イントロの弾むようなピアノとAメロの歌い出しが超ゴキゲンな王道ポップソング。20曲も収録されているアルバムの中でもこの曲だけは別格でした。コステロの才能が2分ちょっとの中に凝縮されたコンパクトで躍動感のある曲。この曲展開はコステロ以外のミュージシャンにはなかなか無い発想かもしれません!ちなみにタイトルは「Men Called Uncle(メン・コールド・アンクル)」「Man Called Uncle(マン・コールド・アンクル)」の二通りが存在していますがどちらが正しいのかはよくわかりません(笑)
" Mayor of Simpleton " / XTC
アルバム名 : Oranges & Lemons(オレンジズ&レモンズ)
- 1989年 発売
- Garden of Earthly Delights
- Mayor of Simpleton
- King for a Day
- Here Comes President Kill Again
- The Loving
- Poor Skeleton Steps Out
- One of the Millions
- Scarecrow People
- Merely a Man
- Cynical Days
- Across This Antheap
- Hold Me My Daddy
- Pink Thing
- Miniature Sun
- Chalkhills and Children
" Mayor of Simpleton "
曲を通して流れるベースラインがとにかくキャッチーでひねくれてるのが最高です!エルヴィス・コステロのような王道ポップともちょっと違う、一言で表現すると「オシャレポップ」な曲。アンディ・パートリッジの声はどちらかと言えばこもった感じの個性的な声ですがそれがこの曲に妙に合っているように感じるのが不思議です。
" If... " / The Bluetones(ザ・ブルートーンズ)
アルバム名 : Return to the Last Chance Saloon(リターン・トゥ・ザ・ラストチャンス・サルーン)
- 1998年 発売
- Tone Blooze
- Unpainted Arizona
- Solomon Bites the Worm
- U.T.A.
- 4-Day Weekend
- Sleazy Bed Track
- If...
- The Jub-Jub Bird
- Sky Will Fall
- Ames
- Down at the Reservoir
- Heard You Were Dead
- Broken Starr
" If... "
こちらは1音ずつ鳴らされるギターの音色がクセになります。ミドルテンポのリズムも心地よく、ラストのナナナコーラスまで曲を通して脳内からα波が出続けているのがわかるくらい私はこの曲にドハマりしてしまいました。グラサンをかけた渋いお兄さんたちがこの曲を歌っているのを見た時には違和感を感じたくらい軽妙な曲です。
"You Don't Know How It Feels" / Tom Petty(トム・ぺティ)
アルバム名 : Wildflowers(ワイルドフラワーズ)
- 1994年 発売
- Wildflowers
- You Don't Know How It Feels
- Time To Move On
- You Wreck Me
- It's Good To Be King
- Only a Broken Heart
- Honey Bee
- Don't Fade On Me" Petty, Campbell
- Hard On Me
- Cabin Down Below
- To Find a Friend
- A Higher Place
- House in the Woods
- Crawling Back to You
- Wake Up Time
" You Don't Know How It Feels "
イントロのディランっぽいハーモニカ。その後はドラムのズンズンチャッ、ズンズンチャッ、というリズムに合わせてトム・ぺティがニヒルに笑いながら歌う名曲。Aメロのドラムのリズムはクイーンの「ウィ・ウィル・ロック・ユー」風だけど歌い方によってこんなにイメージって変わるんですね。この曲も私の中では決して他に紛れてしまうことのない曲の一つです!
"Another Nail in My Heart" / Squeeze(スクイーズ)
アルバム名 : Argybargy(アージーバージー)
- 1980年 発売
- Pulling Mussels (from the Shell)
- Another Nail in My Heart
- Separate Beds
- Misadventure
- I Think I'm Go Go
- Farfisa Beat
- Here Comes That Feeling
- Vicky Verky
- If I Didn't Love You
- Wrong Side of the Moon
- There at the Top
" Another Nail in My Heart "
今から20年ほど前の西暦2000年頃に知ってハマったのがこのSqueeze(スクイーズ)です。でもスクイーズって昔も今も日本ではあんまり推してる人がいないような気がします。こんなにフックが効きまくったドキャッチーな曲がたくさんあるのになんで?って思います。この曲はこれでもかというほどにポップの素材を詰め込んだテンポのいい曲なので、初めて聴く方にはおすすめです!
"The Riddle" / Nik Kershaw(ニック・カーショウ)
アルバム名 : The Riddle(ザ・リドル)
- 1984年 発売
- Don Quixote
- Know How
- You Might
- Wild Horses
- Easy
- The Riddle
- City of Angels
- Roses
- Wide Boy
- Save the Whale
" The Riddle "
小泉今日子さんの1986年のヒット曲「木枯らしに抱かれて」はこの曲に影響を受けて作られたと言われています。真偽はわかりませんけど、どちらもオリエンタルで物悲しい雰囲気を持った素晴らしい曲だと思います。特に「The Riddle」の方は "なぞなぞ" という意味のタイトルにピッタリのミステリアスな曲調で、「ザ・80年代!」といった感じの音が私はかなりツボです!