①イケメンボーカルグループの元祖
バックストリート・ボーイズ、ウエストライフ、ワン・ダイレクションなどのイケメン実力派ボーカルグループの先駆者として90年代前半に活躍したテイク・ザット。
アコースティックで素朴なイントロで始まる美しいバラード「Back For Good (バック・フォー・グッド)」は1995年にリリースされ、31か国でNo.1を記録。
UKでは4週連続1位を獲得し、1995年度のUK年間シングルチャートでも4位に輝いたテイク・ザットの代表曲です。
ちなみにタイトルになっている『for good』は、『良い』って訳しちゃうとちょっと歌詞が繋がりません。
『for Good=永遠に、ずっと』っていう意味。
『Back for Good=ずっと戻っている』になるわけで、
タイトルにもなっている歌詞の意訳としては『もう永遠に離れないよ、ずっとどこにもいかないよ』みたいな言い回しがしっくりくると思います。
↓Youtube【Take That - Back for Good (Official Video)】
↓Songwriter(s)【Gary Barlow】
I guess now it's time for me to give upI feel it's timeGot a picture of you beside meGot your lipstick mark still on your coffee cupGot a fist of pure emotionGot a head of shattered dreamsGotta leave it, gotta leave it all behind now★Whatever I said, whatever I did I didn't mean itI just want you back for good(Want you back, want you back, want you back for good)Whenever I'm wrong just tell me the song and I'll sing itYou'll be right and understood(Want you back, want you back, want you back for good)I want you back for goodUnaware but underlined I figured out this story (No, no)It wasn't good (No, no)But in the corner of my mind (corner of my mind)I celebrated gloryBut that was not to beIn the twist of separation you excelled at being freeCan't you find(Can't you find)A little room inside for me(Repeat ★)And we'll be together, this time is foreverWe'll be fighting and forever we will beSo complete in our loveWe will never be uncovered again(Repeat ★)I guess now it's time, that you came back for good
②聴きどころはサビの超ソフトなファルセット
この曲はアメリカで唯一ヒット(7位)した曲で、なんといっても作詞作曲を担当したメインボーカリストのゲイリー・バーロウの歌声が最高。
特に印象的なのがサビでの地声とファルセットの滑らかすぎる使い分け。
私は車の中でこの曲を流しながら口ずさんでみたりすることもあったけど、こんなにスムーズに地声とファルセットをつなげることは出来なかったですね(笑)
カラオケで歌ったこともあるけど、想像以上に難しかったので1番だけ歌って演奏停止を押しました…。
後半のコーラス部分もこの曲の聴きどころ。
コーラスを歌うメンバーの中にはテイク・ザット解散後、ソロボーカリストとして大活躍することになるロビー・ウイリアムズもいます。
テイク・ザット時代はメインボーカリストであるゲイリーの陰に隠れてしまってた感は否めません。
でも、ロビーはソロデビューしてからというもの順調にスターダムへの階段を駆け上っていき、2005年には「21世紀に全英で最も売れたアーティスト」にも選ばれるほどの評価を受けるまでになっています。
随所で聴こえてくるハーモニーにあのロビーの声が混じっているって思うと、改めてすごいグループだったんだなって思っちゃいますね。
③ゲイリー・バーロウのソロデビューシングルもおすすめ
当時、テイク・ザットにハマってゲイリーのソロシングル「forever love」を買ったのも今となってはノスタルジーに浸れるいい思い出。
forever loveはシンプルなピアノの演奏をバックにゲイリーが切々と歌い上げるロマンティックなバラード。
歌詞はちょっと文学的というか哲学的というか解釈が難しいけど、荘厳さを感じるようなメロディと曲構成、そして切々と歌い上げるゲイリーのボーカルもすごく感動的で、結婚式の披露宴なんかにはピッタリな曲なんじゃないかと思います。
↓Youtube【Gary Barlow - Forever Love (Official Video)】
ちょっとテイク・ザットからそれるけど「forever love」が好きな人は、同系統の曲調を持ったボブ・カーライルの「Butterfly Kisses」も好きかもしれません。
以前書いた下のブログではそのボブ・カーライルを取り上げているので、よかったらのぞいてみて下さい!