ギターやベースなどの音で独特な浮遊感を感じるメロディを持つ洋楽をまとめてみました!
私はブリットポップのムーブメントにどっぷりハマってた人間なので、今回の選曲はポップ中心の選曲になっています。
なのでマイ・ブラッディ・バレンタインに代表されるようなシューゲイザー系の浮遊感が好きな方にはもしかしたら共感していただけないかもしれません(笑)
いや、私もマイブラは好きなんですけどね(;'∀')
●アーティスト名/曲名(発売年)
- Every Breath You Take/The Police(1983年)
- Lift Me Up/Jeff Lynne(1990年)
- I Can Only Disappoint U/Mansun(2000年)
- Dreams/The Cranberries(1993年)
- I Love You Always Forever/Donna Lewis(1996年)
- Won't Go Home Without You/Maroon 5(2007年)
- Style/Taylor Swift(2014年)
① Every Breath You Take (見つめていたい) / The Police(ポリス)
言わずと知れた80年代の超名曲ポップバラードです!シンプルで淡々とした演奏なんですけどメロディーが印象的だとこうも心に残るのかと思ってしまいます。ギターの音色が何とも心地いい浮遊感を感じさせてくれますが、スティングの透明感とハリのある歌声、そしてウッドベースも味があって素晴らしいです。ちなみにウッドベースはコントラバスと同じ楽器みたいです。
② Lift Me Up (リフト・ミー・アップ) / Jeff Lynne(ジェフ・リン)
数々のヒット曲を生み出したELO(エレクトリック・ライト・オーケストラ)のメロディーメーカー、ジェフ・リンです!ゲスト参加のジョージ・ハリスンお得意のスライドギターが相変わらずいい味を出してます。サビのコーラスのハーモニーもジェフ・リン節といった感じで素晴らしいです。アルバムのジャケット写真の影響かもしれませんが、青空を優雅に浮遊しているんだけどどこか寂し気でノスタルジックな雰囲気を持った曲に感じました。
③ I Can Only Disappoint U (アイ・キャン・オンリー・ディサポイント・ユー) / Mansun(マンサン)
1stアルバムのアタック・オブ・ザ・グレイ・ランターンが『オアシス以来のデビューアルバム』と大絶賛されたイギリスのバンド、マンサンの3rdアルバムに収録されている曲です!イントロから曲の終わりまでずっと同じメロディでたゆたうように流れ続ける音の浮遊感にとても癒されます。この曲が収録されている3rdアルバム、リトル・キックスは初めて外部のプロデューサーを迎えたこともあってか、1stのグラムロックっぽさ、2ndのプログレッシブっぽさは感じられず、それまでのマンサンが好きだった人には賛否両論だったかもしれません。
④ Dreams (ドリームス) / The Cranberries(クランベリーズ)
アイルランドのバンド、クランベリーズの「ドリームス」はさわやかな初夏に地上の遥か上空を穏やかに浮遊しているような感覚になります。ポリスの「見つめていたい」ほど主張してはいませんがギターのメロディーラインは少し近いものを感じます。ボーカルのドロレス・オリオーダンの強めにビブラートがかかった声も風を受けながら空を飛んでいるような気にさせてくれる理由なんだと思います。
⑤ I Love You Always Forever (アイ・ラヴ・ユー・オールウェイズ・フォーエヴァー) / Donna Lewis(ドナ・ルイス)
全英5位、全米2位、その他のヨーロッパ諸国でも軒並みヒットした曲ですが、ワン・ヒット・ワンダー(一発屋)的な感じになってしまったのは残念です。少女のようにかわいらしく透明感のある声で歌われるラブソングなので好き嫌いは分かれるかもしれませんが、一度ハマったらなかなか頭から離れないリズムとメロディーだと思います!シンセサイザーがとても効果的に使われていることで、天使と一緒に飛びながら遊んでるような、どこか荘厳な浮遊感を持つ曲です。
⑥ Won't Go Home Without You (ウォント・ゴー・ホーム・ウィズアウト・ユー) / Maroon 5(マルーン5)
トヨタのVitzのCMでも使われていた曲ですが、イントロからサビに入るまでが浮遊感を感じる部分です(笑)。ボーカルのアダムはポリスの「見つめていたい」の続編のような作品を作ることを昔から目標にしていたみたいです。なので特にギターの音色は「見つめていたい」へのオマージュを意識して、あえて似たような雰囲気になるように作られてます!第51回のグラミー賞、最優秀ポップパフォーマンス賞にノミネートされましたが、惜しくも受賞したのはCold Playの「Viva la Vida」でした。
⑦ Style (スタイル) / Taylor Swift(テイラー・スウィフト)
私がテイラー・スウィフトの曲で唯一好きな曲です(笑)。いや、他の曲はそんなにちゃんと聴いたことがないだけなんですけどね・・・。ワン・ダイレクションのメンバーであるハリー・スタイルズとのことを歌った曲であることでも有名ですね。青白い夜の空を低空飛行してる感じの浮遊感ですが、スローテンポなエレクトロニカ風のリズムとギターの音色、そしてテイラーのエコーがかった声がとても心地よくて何度も聴いてしまいます。