①アルバム「Secret Codes and Battleships」に収録
「Bloodstained Heart」は2011年にオーストラリアでリリースされたダレン・ヘイズのソロアルバム「Secret Codes and Battleships」(UKで29位、オーストラリアで10位)に収録されている曲。
愛する人が苦しんでいるのを黙って見ていることしかできないという無力感、そしてその衝撃を吸収してあげたいと思ったことは誰にでもあるはず。
ダレンのそんな経験に基づいて作られたのがこの曲であり、ダレンの人生の中で愛する人がひどい目にあったとき、その人の為に自分が身代わりになって銃弾を受け止めたいと願った気持ちを表現した曲。
人生の中で戦いに敗れても尊厳を失ってはいけないというメッセージも込められており、ダレンにとって大きな意味を持つ曲であることをダレン自身がインタビューで語っています。
↓Youtube【Bloodstained Heart-DARRENHAYES-公式ミュージックビデオ】
②一撃必殺のファルセットボイス
サヴェージ・ガーデン時代からずっと聴き続けているダレン・ヘイズ。
洋楽で好きなアーティストを10組選ぶとしてもなかなかすぐには決められないけど、ダレン・ヘイズは秒で選ぶと思う。
それくらい好きなボーカリストなんですよね。
だから現時点では、この洋楽ブログの中で2回記事にしたのはダレン・ヘイズだけ。
歌が上手いボーカリストはたくさんいると思うけど、私にとってダレン・ヘイズは別格。
中性的で空気をたくさん含ませたようなセクシーな低音と、伸びやかで雑味のまったくない至上のハイトーンボイス。
そしてなんといってもダレン・ヘイズといえば、世界一美しいんじゃないかってくらい、ワンダフルで、エレガントで、エクセレントで、マーベラスで、アメイジングで、マグニフィセントで、スプレンディドなファルセット!
1度聴いたら虜になってしまう一撃必殺のファルセットは、美声好きの洋楽ファンなら間違いなくハマると思いますよ!
③Savage Gardenのボーカリストとしてデビュー
オーストラリア出身のダレン・ヘイズは1996年にポップ・デュオ、サヴェージ・ガーデン(Savage Garden)のボーカリストとしてデビュー。
サヴェージ・ガーデン時代はデビューシングル「I Want You」がいきなりの全米4位を記録。
3rdシングルの「Truly Madly Deeply」では全米1位を獲得し、1999年リリースの9thシングル「I Knew I Loved You」で2曲目の1位を獲得。
サヴェージ・ガーデンはたった2枚のアルバムで解散してしまいましたが、その後ソロ活動を始めたダレンが2002年に発表したデビューアルバム「Spin」はUKアルバムチャートで初登場2位に。
日本ではそれほど知られてないけど、サヴェージ・ガーデン時代とソロ時代を合わせ全世界で2500万枚以上を売り上げている世界的なミュージシャンなんです。
④歌詞の和訳
Songwriter(s)【Darren Hayes, Carl Falk】
Love, you're in piecesThere's no one left to lay you downOr say it's okayOn the worst night, of the worst yearThough we might fall, we'll go out punching
倒れることがあるとしても、2人で力強く進んでいこう
★You hit me like a subway trainAnd I will never be the sameAnd darling I'll follow you down to the groundEven when you fall apart, I'll pick up your bloodstained heartAnd darling I'll follow you down to the ground
ダーリン、僕はどこまでもキミについていくよ
In the gutterWhere you're starless, and blind to dreamsWe can dream each otherTo a new dayWhere the good guys always winAnd heaven still means something
そして天国にまだ意味がある場所
(繰り返し ★)
Oh, oh, oh, oh, oh, oh, oh, oh, oh, oh
Love, when you're in piecesThere's no one left to dry your eyes
溢れる涙を乾かしてくれる人がいなくなってしまったときは
(繰り返し ★)
Oh, oh, oh, oh, oh, oh, oh, oh, oh, oh