①「Beautiful Songs~ココロデ キク ウタ」

2006年に日本だけで発売されて大ヒットしたコンピレーションアルバム「Beautiful Songs~ココロデ キク ウタ」。

収録アーティストをちょっと見ただけでもジェイムス・ブラント、ダニエル・パウター、オアシス、REM、リサ・ローブ、マッチボックス・トゥエンティのロブ・トーマスなどなどかなりそそられるラインナップ。

もし他にも自分がまだ知らない良い曲が入ってたらめっけもんくらいの感じでCDを買ってみたら…あったんですよ。ドラマチックなピアノバラードが!

 

②Come onを歌っているのは…

Come on を歌っているのはBen Jelen(ベン・イェレン)。

マドンナが設立したMaverick Recordsからデビューして、ピアノを弾きながら歌うシンガーソングライターだってこと以外その時点では自分にとってはまだほとんどが謎。

でも聴いてみたらこれがめっちゃ感動のバラードで、もうビックリ。時に優しく包み込むように、時に激しく感情的にピアノを弾きながら歌うベンのボーカルと、徐々にボルテージが上がるセンチメンタルで力強いメロディ。

正直言って曲を聴くまでは『聞いたことない名前だなあ』って感じであんまり期待してなかったんですけど、なんだかんだ今までこのコンピレーションアルバムの中で1番多く聴いた曲になっちゃいました…。

↓Youtube【Ben Jelen - Come On (Video)】

 

 

③歌詞と和訳

And finally the silence
Looking out, looking back across the sky
Trying to find a meaning
Knowing that I just left it all behind
Still I smell a lingering softness
Where did she go
How did she go
I wanna wanna know
I wanna know that she'll be coming here to me
Come on
Without you I'll never feel the love inside of me
Come On, you know that we belong
Come on, come on
Thinking back before her
I never knew the meaning of alone
Still the flag is feeling foreign
I live the day to escape into a phone
Speaking of a world not real then
Where did she go
How did she go
I wanna wanna know
I wanna know that she'll be coming here to me
(Repeat ★)
She's coming
She's coming here to me
I'm needing
Desiring to kiss her now
I'm living for her
Breathing for her
Singing for her fairytale
(Repeat ★×2)
そしてとうとう静寂が訪れた
外を見て、振り返りながら空を見渡す
意味を見出そうとする
すべてを置き去りにしたことを知りながら
柔らかく残る香りがまだ忘れられない
どこへ彼女は行ったのか
どうして行ってしまったのか
知りたくて知りたくてたまらない
彼女が僕のところに戻って来てくれるかどうかを
お願いだ
キミ無しでは僕は二度と愛を感じられない
わかるよね、僕らは一緒にいるべきなんだ
ここへ来て、お願いだから
彼女と出逢う前は
僕は孤独の意味を知らなかった
寂しさにまだ慣れることはできなくて
携帯電話に逃げる毎日を送ってる
それは現実とは違う世界
どこへ彼女は行ったのか
どうして行ってしまったのか
知りたくて知りたくてたまらない
彼女が僕のところに戻って来てくれるかどうかを
(Repeat ★)
彼女はやって来る

僕のもとへ来てくれる

僕には必要なんだ

今すぐ彼女にキスしたい

彼女のために生きて

彼女のために呼吸がしたい

彼女のおとぎ話のために僕は歌ってるんだ

(繰り返し ★×2)

 

 

④ミュージックビデオは世界観が…

ミュージックビデオはちょっと世界観が『?』な感じ。

ピアノを弾き語る姿がシンプルに見られる映像なのかなと思いきや、火をつけたライターを持った無数の手が出てきたり、ピザの配達員が出てきて届けられたピザを食べながらベンが歌ったり、パリピ大学生風の無数の若者が現れて踊り狂ったり…ドラえもんのどこでもドアかよって思ってしまった。

終盤のちょっとレトロな光をバックに歌う演出はノスタルジック感があって好きだけど、ラストの花火は無くてもよかったんじゃないかな…。

なぜかピアノから花火がシュワアァァァーって噴き出すんだもんなあ。打ち上げ花火だったらもっとドラマチックな映像だったんじゃないの?なんていつも思っちゃいます(^^;